そんな願いを叶えるのが、RFマウントの超広角単焦点レンズです。
現在は、驚くほど軽い16mmと、描写を極めた20mmのLレンズがラインナップされています。
この記事では、両レンズのスペックや最適な用途を分かりやすく整理しました。
自分にぴったりの1本を見つけるための参考にしてください。
RFマウントの超広角単焦点レンズとは?

RFマウントの超広角単焦点は、ダイナミックな表現が得意なレンズ群です。
パースペクティブ(遠近感)を強調し、迫力ある写真を撮ることができます。
超広角レンズが活躍するシーン

広い範囲を写せるため、以下のようなシーンで重宝します。
APS-C機での画角の変化に注意
| レンズ名 | フルサイズでの画角 | APS-Cでの画角(換算) |
| RF16mm F2.8 STM | 16mm(超広角) | 約25.6mm(広角) |
| RF20mm F1.4 L VCM | 20mm(超広角) | 約32mm(広角寄りの標準) |
これらのレンズをAPS-C機(EOS R7/R10など)で使うと、画角が変わります。
焦点距離が約1.6倍相当になるため、超広角ではなく「広角」として動作します。
本来の「超広角」として楽しむなら、フルサイズ機での使用がおすすめです。
RFマウント超広角単焦点レンズ ラインナップ早見表
| レンズ名 | イメージ | 詳細 | 焦点距離 | 開放F値 | 重量 | フィルター径 | 特徴 |
| RF16mm F2.8 STM | ![]() | 詳細記事 | 16mm | F2.8 | 約165g | 43mm | 驚くほど小さく軽い。Vlogや自撮りに最適 |
| RF20mm F1.4 L VCM | ![]() | 詳細記事 | 20mm | F1.4 | 約519g | 67mm | 静止画・動画の両立。圧倒的な明るさと描写力 |
現在ラインナップされている2本のスペック比較です。
軽さを取るか、明るさと描写を取るか。まずは一覧でチェックしてみましょう。

| 軽量コンパクトなSTMレンズ | L VCMシリーズ |
| 圧倒的に小さく軽い。価格が安く手に入れやすい。 | F1.4の明るさと圧倒的な描写。静止画・動画を高次元で両立。 |
| 周辺画質の低下(補正前提)。防塵防滴に非対応。 | サイズが大きく重くなる。価格が非常に高価。 |
| Vlog、旅行スナップ、自撮り | 星景、本格的な映像制作、風景写真 |
圧倒的な軽さとコスパを誇る「STMシリーズ」
STMシリーズの武器は、ポケットに入るほどのコンパクトさです。
RF16mm F2.8 STMは重さわずか165g。カメラに付けっぱなしにしても苦になりません。
光学設計を工夫し、デジタル補正を活用することでこのサイズを実現しています。
「まずは超広角の画角を試してみたい」という方に最適なエントリーモデルです。
静止画・動画の最高峰を目指す「L VCMシリーズ」
L VCMシリーズは、キヤノンが贈る新時代のハイブリッドレンズです。
RF20mm F1.4 L VCMは、F1.4という驚異的な明るさを誇ります。
新開発のVCM(ボイスコイルモーター)により、AFは静かで驚くほど滑らかです。
プロの現場でも妥協のない描写を求める方にふさわしい最高峰の1本です。
用途別おすすめ機材:あなたの撮影スタイルに最適なのは?

2本のレンズは、得意とするシチュエーションがはっきりと分かれています。
自分の撮りたいシーンに当てはめて、どちらが最適かチェックしてみましょう。
Vlog・自撮り・軽快な撮影なら「RF16mm F2.8 STM」
RF16mm F2.8 STM
| 焦点距離 | 16mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| フォーカス駆動 | STM(ステッピングモーター) |
| 手ぶれ補正 | なし(レンズ内ISなし) |
| 重量 | 約165g |
YouTubeの自撮りやVlog撮影をメインにするなら、この16mmがベストチョイスです。
圧倒的に軽くコンパクトなため、自撮り棒や小型ジンバルに載せても負担が少なく、長時間の撮影でも疲れにくいのが魅力。最短撮影距離が0.13mと短いため、カフェでのテーブルフォトや手元の撮影にも重宝します。
RF20mm F1.4 L VCM
| 焦点距離 | 20mm |
| 開放F値 | F1.4 |
| フォーカス駆動 | VCM(ボイスコイルモーター) |
| 手ぶれ補正 | なし(レンズ内ISなし) |
| 重量 | 約519g |
画質に一切の妥協をしたくない風景写真や、シネマティックな映像制作にはこの20mmが適しています。
F1.4という圧倒的な明るさは、夜景や星景撮影において低感度でのクリアな描写を可能にします。VCMによる静粛かつ高速なAFに加え、絞りリングを搭載するなど、動画クリエイターにとっても理想的なプロ仕様の1本です。
旅行スナップでの使い分け
旅行に持っていくなら、どのような基準で選ぶべきでしょうか。
| 重視すること | おすすめレンズ | 理由 |
| 機動力・歩きやすさ | RF16mm F2.8 STM | ポケットに入るサイズで、予備レンズとして負担ゼロ。 |
| 夜景・室内・描写力 | RF20mm F1.4 L VCM | 暗い室内やライトアップも手持ちで高画質に撮れる。 |
購入前にチェック!超広角レンズをレンタルで賢く試すポイント

超広角レンズは非常に便利な反面、独特のパース(遠近感)があるため、使いこなせるか不安に感じる方も多いはずです。
画角の広さや周辺の歪み、レンズのサイズ感は、実際に自分のカメラに装着して撮ってみないと分からない部分もあります。
短期レンタルで確認したいポイント
数日だけ借りる短期レンタルでは、次の点をチェックするのがおすすめです。
特に「RF20mm F1.4 L VCM」は高価なレンズです。まずはレンタルでその圧倒的な描写力とAFの滑らかさを体感してから、購入を決めるのが賢い選択と言えます。
長期レンタルが向くケース
じっくり使い込んで判断したいなら、長期レンタル(サブスク)も選択肢です。
「買う前にちゃんと使う」という意味では、超広角のようなクセのあるレンズこそ、レンタルはかなり相性のいい選択です。
»カメラレンタルのサブスク比較|GOOPASS・Rentio・CAMERA RENTを使い分けよう
選び方のまとめ:理想の広角表現を手に入れよう

RFマウントの超広角単焦点レンズは、どちらを選んでも新しい表現の扉を開いてくれます。
最後に、それぞれのレンズがどのような人に向いているかまとめました。
おすすめのボディとレンズの組み合わせ
| レンズ名 | おすすめのユーザー | 相性の良いボディ |
| RF16mm F2.8 STM | 軽さ重視。Vlogや旅行、初めての超広角。 | EOS R8 / R50 / R10 |
| RF20mm F1.4 L VCM | 描写重視。星景・風景・本格的な動画。 | EOS R5 / R6 Mark II / R3 |
軽快なフットワークで世界を切り取るなら16mm、光を極めて芸術的な1枚を撮るなら20mm。
あなたの撮影スタイルに合わせて、最適な1本を選んでみてください。




