Canonのミラーレスを使い始めて、次に悩みやすいのがRFレンズ選びです。
単焦点とズームの違い、F値や焦点距離、Lレンズという言葉。
情報を調べるほど選択肢が増えて、「結局どれがいいのか分からない」と感じる人も多いと思います。
この記事では、まず早見表でRFレンズの全体像を整理し、そのあとに初心者向けのおすすめレンズと選び方を紹介します。
キットレンズの次に何を選ぶか迷っている人は、参考にしてみてください。
初心者におすすめのRFレンズ早見表【まずはここ】
| レンズ名 | イメージ | 焦点距離 | タイプ | 開放F値 | 重量 | フィルター径 | 特徴 | |
| RF50mm F1.8 STM | ![]() | レンタル比較 | 50mm | 単焦点 | F1.8 | 160g | 43mm | 小型軽量。ボケを手軽に楽しめる定番 |
| RF35mm F1.8 マクロ IS STM | ![]() | レンタル比較 | 35mm | 単焦点 | F1.8 | 305g | 52mm | 手ぶれ補正つき。寄れる万能単焦点 |
| RF16mm F2.8 STM | ![]() | レンタル比較 | 16mm | 単焦点 | F2.8 | 165g | 43mm | 超広角を気軽に。Vlogや室内にも強い |
| RF24-105mm F4-7.1 IS STM | ![]() | レンタル比較 | 24–105mm | 標準ズーム | F4–7.1 | 395g | 67mm | 旅行1本完結。軽量で扱いやすいズーム |
| RF24-105mm F4 L IS USM | ![]() | レンタル比較 | 24–105mm | 標準ズーム | F4(全域) | 700g | 77mm | F4通しのL標準ズーム。長く使える1本 |
まずは、初心者が選びやすいRFレンズを一覧で整理しました。
細かい描写性能よりも、
「扱いやすさ」「用途の分かりやすさ」を重視して選んでいます。
気になるレンズがあれば、次のセクションで特徴を詳しく解説します。
まずはここから選びたい定番レンズ

「最初の1本」で迷ったときに、まず候補に入れたいのがこの2本です。
どちらも価格と性能のバランスがよく、キットレンズの次として選びやすい定番レンズです。
RF50mm F1.8 STM
| 焦点距離 | 50mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| 最短撮影距離 | 0.3m(最大撮影倍率 0.25倍) |
| フォーカス駆動 | STM(ステッピングモーター) |
| 手ぶれ補正 | なし(ボディ内IS対応機では補正可) |
| 重量 | 約160g |
RF50mm F1.8 STMは、RFマウントの中でも「最初の単焦点」として定番の1本です。
約160gと非常に軽く、カメラバッグに入れっぱなしでも負担になりません。最短撮影距離も0.3mまで寄れるため、スナップだけでなく料理や小物の撮影にも使いやすくなっています。
一方で、開放では周辺の画質や減光が目立つため、画面全体をシャープに写したいときは少し絞って使うのがおすすめです。価格を考えれば納得できるバランスといえます。
まずは単焦点レンズの写りやボケを体験してみたい。そんな人に向いた、失敗しにくい1本です。
RF35mm F1.8 マクロ IS STM
| 焦点距離 | 35mm |
| 開放F値 | F1.8 |
| 最短撮影距離 | 0.17m(最大撮影倍率 0.5倍) |
| フォーカス駆動 | STM(ステッピングモーター) |
| 手ぶれ補正 | あり(レンズ内IS) |
| 重量 | 約305g |
RF35mm F1.8 マクロ IS STMは、RFレンズの中でも汎用性の高さが際立つ単焦点です。
35mmという画角は見た目に近く、スナップや日常撮影で扱いやすいのが特徴です。加えてレンズ内手ぶれ補正を搭載しているため、室内や夕方でも安心して使えます。
最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロに対応しており、料理や小物など被写体に寄った撮影も可能です。一方で、等倍マクロほどの拡大はできない点は理解しておきたいところです。
スナップも寄りもこなしたい人にとって、最初の1本として選びやすいバランスのレンズです。
»RF35mm F1.8 マクロ IS STMのレンタル最安比較
ズームで失敗しにくい万能レンズ

単焦点に慣れてきたあと、「1本で広くカバーしたい」と感じる人に向いたカテゴリです。
日常スナップから旅行まで対応しやすく、レンズ交換の手間を減らしたい初心者にも扱いやすいズームです。
RF24-105mm F4-7.1 IS STM
| 焦点距離 | 24–105mm |
| 開放F値 | F4–7.1 |
| 最短撮影距離 | 0.2m(最大撮影倍率 0.4倍) |
| フォーカス駆動 | STM(ステッピングモーター) |
| 手ぶれ補正 | あり(レンズ内IS) |
| 重量 | 約395g |
RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、RFマウントの中でも「1本で完結したい人」に向いた標準ズームです。
24mmの広角から105mmの中望遠までをカバーし、旅行やイベント、日常撮影まで幅広く対応します。レンズ内手ぶれ補正を備えているため、初心者でも失敗を減らしやすいのが特徴です。
開放F値はズームに合わせて暗くなりますが、その分軽量で取り回しがよく、EOS R8やR50などの小型ボディともバランスよく使えます。
レンズ交換を減らしたい人や、まずはズーム1本で撮影に慣れたい人に向いた選択肢です。
»RF24-105mm F4-7.1 IS STMのレンタル最安比較
表現を広げたい人向けのステップアップ

撮りたいものが少しずつ明確になってきたら、次は画角や描写でレンズを選ぶ段階です。
ここでは、広角表現を楽しめるレンズや、長く使える高性能ズームを紹介します。
RF16mm F2.8 STM
| 焦点距離 | 16mm |
| 開放F値 | F2.8 |
| フォーカス駆動 | STM(ステッピングモーター) |
| 手ぶれ補正 | なし(レンズ内ISなし) |
| 最短撮影距離 | 0.13m |
| 重量 | 約165g |
RF16mm F2.8 STMは、RFレンズの中でもとくにコンパクトで扱いやすい広角単焦点です。
画角が広いため、自撮りやVlogでは構図に余裕が出やすく、背景も自然に取り込めます。軽量なので小型ボディとの相性もよく、長時間の撮影でも負担になりにくい点が魅力です。
手ぶれ補正は非搭載ですが、広角ゆえブレは目立ちにくく、電子ISやボディ側補正との併用で十分実用的です。広角を気軽に試してみたい初心者に向いた1本といえます。
RF24-105mm F4 L IS USM
| 焦点距離 | 24-105mm |
| 開放F値 | F4(全域) |
| フォーカス駆動 | Nano USM |
| 手ぶれ補正 | あり(レンズ内IS) |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| 重量 | 約700g |
RF24-105mm F4 L IS USMは、RFシステムを長く使う前提で選びたい高性能ズームです。
F4通しのためズームしても明るさが変わらず、撮影中の設定が安定します。AFはNano USMを採用しており、静かでスムーズな合焦が可能です。
重量はありますが、その分描写や信頼性は高めです。最初から妥協せず、一本で幅広く撮りたい人に向いたレンズといえます。
»RF24-105mm F4 L IS USMのレンタル最安比較
RFレンズの選び方|初心者が迷わない3つの基準

RFレンズは種類が増えてきた分、最初の選び方で迷いやすくなっています。
ここでは、初心者がつまずきやすいポイントを3つに分けて整理します。
単焦点とズーム、どっちを選ぶべき?

最初に迷いやすいのが、単焦点とズームのどちらを選ぶかです。
単焦点は表現を楽しみたい人向け。ズームは用途が固まっていない人に向いています。
迷ったらズーム、撮りたいものが決まっているなら単焦点が選びやすいです。
APS-Cとフルサイズで考え方は変わる?
同じRFレンズでも、ボディによって画角の感覚は変わります。
レンズの性能差というより、画角の使い方が変わると考えると分かりやすくなります。
使っているボディを基準に、レンズの役割を決めるのがポイントです。
F値・重さ・価格の優先順位
レンズ選びでは、すべてを満たそうとしないことが大切です。
明るいレンズほど大きく高価になりやすい傾向があります。
何を一番重視したいかを決めて選ぶと、後悔しにくくなります。
初心者向けRFレンズ用語をやさしく解説

RFレンズを見ていると、STMやUSM、ISなどの略語が多く出てきます。
ここでは、初心者がつまずきやすい用語を、実際の使い方に結びつけて整理します。
STMとUSMの違い
STMとUSMは、オートフォーカスを動かすモーター方式の違いです。
動画をよく撮るならSTM、動きのある被写体やスナップ中心ならUSMが向いています。
IS(手ぶれ補正)は必要?
ISは、レンズ内で手ぶれを抑えるための補正機構です。
望遠になるほど手ぶれの影響は大きくなります。IS付きは失敗を減らしたい初心者に有利です。
Lレンズって何が違う?
「L」は、キヤノンの高性能レンズシリーズを表します。
必須ではありませんが、長く使う1本を探している人には検討する価値があります。
まとめ|最初の1本はこの考え方でOK

RFレンズ選びで大切なのは、最初から完璧な1本を探そうとしないことです。
これまで紹介してきた内容を踏まえると、初心者は次の考え方で選ぶと失敗しにくくなります。
RF50mm F1.8やRF35mm F1.8のような単焦点は、写真の楽しさを実感しやすいレンズです。
一方で、RF24-105mmのようなズームは、日常から旅行まで幅広く対応できる安心感があります。
まずは自分の撮影スタイルに合いそうな1本を選び、必要に応じて次のレンズを考えていく。そんな進め方で十分です。







