X-E4ファーストインプレッション。日常使いにちょうど良い散歩カメラ。
日常のふとした瞬間を切り取るのに、大きくて重いカメラを持ち歩くのは少し億劫ですよね。
そこで、コンパクトで日常使いにぴったりなカメラを探していたぼくは、富士フイルムの「X-E4」をレンタルしてみました。
箱を開けた瞬間、その洗練された可愛らしさに「どうして今までこのカメラをスルーしていたんだろう?」と後悔したほどです。
実際に1ヶ月間じっくり使い込んでみて、すっかりその魅力に惚れ込んでしまいました。
詳細なレビューは動画にもまとめていますが、お時間がない方のために、この記事ではX-E4のファーストインプレッションをサクッとお届けします。
※写真は動画からの切り出し素材を使用しています。
»FUJIFILM X-E4 完全ガイド。レビューからレンズ選び・カスタム設定まで
X-E4の基本スペック
| 製品名 | FUJIFILM X-E4 |
| メーカー | 富士フイルム |
| 種類 | ミラーレス一眼カメラ |
| 画素数/有効画素数 | 有効画素数 2610万画素 |
| 撮像素子 | APS-C, 23.5 x 15.6, CMOS, X-Trans CMOS 4 |
| 画像処理エンジン | X-Processor 4 |
| ISO感度 | [通常感度]ISO 160 ~ 12800, [拡張感度]ISO 80/100/125/25600/51200 |
| シャッタースピード | [メカシャッター]1/4000 ~ 30秒 [電子シャッター]1/32000 ~ 30秒 |
| 連続撮影 | 最高 8.0 コマ/秒 (電子シャッター時 20.0 コマ/秒) 低速 3.0 コマ/秒 |
| サイズ | 約121×72×32mm |
| 重さ (バッテリー、記録メディア含む) | 315g (364g) |
| モニター | 3.00インチ, 約162万ドット |
| モニター形式 | 3.0型 3:2アスペクト チルト式タッチパネル付き TFTカラー液晶モニター 約162万ドット |
X-E4を実際に使ってわかった、おすすめポイント

まずは、ぼくがX-E4を使っていて「ここが最高!」と感じたポイントをざっくりとまとめておきますね。
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインとサイズ感

X-Eシリーズは以前からデザインが秀逸だと感じていました。
歴代のX-E1やE2もかなり好みだったのですが、X-E4を実際に手に取ってみると、その洗練された美しさがより一層伝わってきました。
このカメラのデザインにおける大きな特徴は以下の通りです。
「グリップがないと持ちにくいのでは?」と心配になるかもしれませんが、小さなレンズをつけて身軽に使う分には、全く問題ないとぼくは感じています。

もし大きめのレンズを使いたい場合などは、後付けのグリップを購入するのも一つの手です。
あるいは、最初から深いグリップが備わっているX-S10という選択肢を検討してみるのも良いと思います。
上の写真にもあるように、薄型のパンケーキレンズ「XF18mmF2 R」との組み合わせは、X-E4に抜群に似合います。
ポケットにすっと忍ばせられる身軽さが手に入るので、本当におすすめです。
撮るたびに響く、こだわりのシャッター音

X-E4を使い始めて一番驚いたのが、シャッターを切ったときの心地よい「音」です。
動画内でも熱く語ってしまいましたが、この音のおかげでカメラに対する愛着がグッと深まりました。
富士フイルムは上位機種のシャッター音にこだわっているイメージでしたが、X-E4もしっかりとその系譜を受け継いでいます。
妥協のないスペック。中身はフラッグシップ機と同等

X-E4は見た目がコンパクトで可愛らしいですが、中身は非常に本格的です。
画質を決めるイメージセンサーや画像処理エンジンは、当時のフラッグシップ機であるX-T4と同等のX-Trans CMOS 4センサーを搭載しており、ほぼ遜色ない性能を発揮してくれます。
動画撮影機能やボタンの数など上位機種との違いはありますが、「写真を撮る」という目的においては、全く不満のない十分すぎる性能です。
色表現の魔法、フィルムシミュレーションも充実

富士フイルム最大の魅力とも言える、色調を変えられる「フィルムシミュレーション」機能。
X-E4では、全18種類のフィルムシミュレーションがしっかりと搭載されています。(※ノスタルジックネガは中判カメラ等の一部機種のみ)
ぼく自身は、少し彩度が低くて渋い色味になる「クラシッククローム」がとても好みなのですが、「クラシックネガ」や「エテルナ」を使いたくて移行する方も多いと思います。
比較的リーズナブルな価格帯でありながら、こうした魅力的な色づくりが上位機種と同じように楽しめるのは、本当に嬉しいポイントですよね。
自撮りができる180度反転チルトモニター

X-E4には、モニターを上方向に180度跳ね上げることができる「チルト式モニター」が採用されています。
これのおかげで、画面を見ながらの自撮りがとても簡単にできます。
ボディ内手ぶれ補正が搭載されていない機種なので、歩きながらの動画撮影には少し工夫が必要かもしれません。
でも、立ち止まって撮影する分には十分に綺麗な動画が撮れるので、下の記事から実際の動画作例も覗いてみてください。
現代の必須条件、USB-C端子とUSB給電


カメラの充電端子がUSB Type-Cに対応している点も、地味ながらとてもありがたいポイントです。
コンパクトな分、バッテリーの容量は少し控えめなのですが、いざという時にモバイルバッテリーで補えるのは大きな安心感に繋がります。
少し気になった点:ファインダーセンサーの感度

使っていて少し気になったのが、チルトモニターを引き出したときの挙動です。
モニターを少しだけ上に向けたときに、ファインダー横のセンサーが反応してしまい、画面が不意に反転して自撮りモードの表示になってしまうことが何度かありました。
どうやら、モニターをしっかりと引き出さずに角度だけ変えると起きやすいようです。
あとは、以前使っていたX100Vと端子類の位置が左右逆になっているので、「統一されていたらもっとスムーズに移行できたのにな」と少しだけ感じました。
X-E4で切り取った、日常の写真作例


今回掲載した作例以外にも、X-E4で撮影した写真をまとめた記事がありますので、ぜひ色味や雰囲気の参考にしてみてくださいね。
まとめ:直感で惹かれたら、買って後悔しないカメラ

チルトモニターのセンサー感度など、ほんの少しクセがある部分はありますが、総合的に見ると本当に素晴らしいカメラです。
ぼく自身、最初はレンタルで様子を見るつもりだったのですが、あまりの使い心地の良さに即日購入を決めてしまったほどです。
コンパクトで、おしゃれで、写真も綺麗。
日常を彩る最高の相棒を探している方には、心からおすすめできる一台です。


